顧客の立場に立つ

建築業の幹部候補生研修で気づいたこと。
工場の改装での出来事
リフォーム対象では無かった土間の部分、人間が歩いて通過する分には気づかない程度の傾斜があったらしい。
打ち合わせ段階では気にしてないから、土間の打ち直しは見積もりには加えてない。

ところが完成間近になって、この土間には台車が行き来する運用となることを知った。試しに走らせてみるとわずかな傾斜があり台車には具合が悪い。
ギリギリセーフで土間もリフォームしたとの話。

これは深いと思った。
仮に「打ち合わせになかった、指示されてないからやりませんでした。」
このような態度だったら、次には声が掛からないかもしれない。
言われなくても想像する。

想像力を増すには、引き渡しの後の使い方を徹底的にイメージしておくこと。
その為には聞いておくこと、観察しておくこと。

お客の立場に立つとは現場に出ないとわからない。

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