「さあー、今日も一日さぼるぞー」「よし、就職も決まったから思いっきり手を抜くぞ~」
このように考える新入社員はいないと思う。
多くの経営者は言います。
我が社の社員はやる気が無い。
自分で考えて行動しようとしない。
さくら咲く四月に入社した新人は、キラキラした目で先輩に問うでしょう。
「まず、何をしますか?」
具体的にやることと、やり方を示すから一所懸命に働きます。
例え失敗しても、伝え方が悪かった自分の方に責任があると思うでしょう。
集中して仕事をするから、思ったより早く終わったりもします。
次の仕事を用意してないと不意を突かれて、
「とりあえず○○○してくれ。」
「ちょっと、待っといてくれ。」
だんだん面倒になってきて「任せるから自分の頭で考えろ。」「仕事は自分でつくるものだ。」など、どこかのセミナーで聞いてきた事を言いはじめる。
任せたはずなのに、結果が違っていたら、「それは違う」といい、「常識で考えろ!」と叱る。
これが、しばらく続く。
正常な人間なら、何もせずに指示を待った方が叱られないことに気がつくでしょう。
かつて、目が輝いていた新人が行動しなくなり、考えなくなるのは本人に原因があるのでしょうか?
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