第12回:Wincleセミナー【学びを活かし始めた社員たちとの道半ば物語】 〜 創業70年:アイデア農機具メーカーの改革 〜

イベント情報

■日時:11/16(月)19:00 ~ 21:00
■講話者:株式会社美善(酒田市):代表取締役 備前 仁

ちょうど1年前、TOC学会で知り合った(株)美善の備前仁社長
「ザ・ゴール」で有名になったTOC(制約理論)を見事に現場に落とし込んでいる方と感心した。

(株)美善は、農業機械分野でオリジナル・プロダクトを開発・販売している。
定番でもなく受託生産でもないアイディア商品は販売予測がつかず過剰な在庫を持てないが、様々な要因で突然引き合いが殺到する場合がある。
ところが、せっかくオーダーが入ったにも関わらず生産が追いつかない場合が多々あり、その季節だからこそ必要な農業機械の場合、時期を外すと売り逃がしになっていた。
(せっかくの企画がヒットしたのにお届けできないジレンマ!)
この問題解決を目的にTOCを導入したとの切り出しでした。

「今、どうなんですか〜?」
とお聞ききすると、

「TOCやMQ会計で結果を出すことに喜びを感じ始めたスタッフが、
立ち話で数分程度の打ち合わせ(情報交換)することが増えた。」
「製造業が故に本来手を止めることが良しとしなかったのに自主的に集まっている。」

「生産を止めてまで集まるって、普通だと考えられないですね。
部分でなく全体を意識している。素晴らしいですね。」

「きれいな話に受け止められがちですが、まだまだ道半ば。
多くの混乱期を歩んできています。」

「その話、聞きたーい。」
と、いうことで登壇が決まりました。

【紹介文】
「外注に出すくらいなら社内でやったほうがコストかからなくていいよね〜」
このような意思決定することは無いでしょうか?
ホント〜にその仕事は社内生産した方が良いのですか?
深く考えることもなく社内に余裕がある時は内製して忙しい時は外注。
このような思考停止の判断期基準で運営していることは無いでしょうか?

まとめて生産した方が効率的! これもホント〜ですか?

思い込みをどんどん壊してゆく山形県酒田市の「アイディア農機具メーカー(株)美善さん。実現しているのはTOC(制約条件の理論)、MQ会計を学んだスタッフの戦略思考。
備前社長は自分がやっているのはスタッフが自ら考え、イキイキ働けるキッカケと環境を用意してるだけ。
まだまだ道半ばと謙遜されます。

仕事に余裕が生まれるから、社員からのアイディアがどんどん湧き出てくる。
そんな好循環が回り始め、次のステージに登っている。
指示待ちでおとなしかったスタッフが、どのように変革していったかを話してもらいます。

【講師:備前 仁(びぜん ひとし)プロフィール】
(株)美善:代表取締役
地元の工業高校を卒業後、横浜市の設計会社でごみ処理プラントの製図業務に従事。
横浜ベイスターズが日本一になった1998年に倒産し、当時の従業員5名が出資し興した会社に拾われる。その後都内の設計会社にM&A。高速道路のメタル橋や携帯電話基地局の設計、製図業務を行ったのち、楽天イーグルスが創設した2005年4月に帰郷。
株式会社美善入社後、全国の販売店に営業活動を経験し、2009年より専務取締役時代には製造の基礎を学ぶ。2013年より現職今に至る。
趣味は自転車(ロードバイク)乗る事といじる事、子供と遊ぶ、PTA活動(特に飲み会)、野球観戦(横浜DeNAベイスターズ)
好きな事としてMGや学びで繋がった友との交流、切磋琢磨

■株式会社美善のホームページ:
https://www.kk-bizen.jp/

■Youtube: オリジナルアイデア農機器具の工房チャネル:
https://www.youtube.com/channel/UC5orEt4q3olGgpQSLnU9Zcw/videos?view_as=subscriber

お申し込みはこちらから、お願いいたします。
https://wincle-online-012.peatix.com/

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