レンゴーの大坪清会長の記事にはもう1つの言葉「瞥見視力」があった。
こちらも海軍出身の得能正照氏より教わった言葉とのことで、瞬間に脳裏に焼き付ける力。潜水艦の望遠鏡を海上に出し続けると敵の駆逐艦に発見されるので、パッと出して直ぐに引っ込めるらしい。
訓練によってこの力は鍛えられるというから生きるか死ぬかの状況下での人間の力は凄いと思った。
この得能さんと海外企業の工場視察に行った後、ホテルに戻るなり正確に工場のレイアウト図を描き「瞥見視力」を見せつけられたとのこと。
さらに驚いたのは、ある設備を通り過ぎる時に「急いで歩け」と耳打ちされた。
何故ならば、ゆっくり歩くとこの機械に関心を持っていることがバレるから。
平和ボケしている現代人にはメチャ参考になる話だと思い記録しておきます。
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