キントーンアワード2018グランプリ受賞者の矢内哲さんが金沢で「キントーン・BootCamp2020」セミナーを実施してくれた。
翌日、一緒に金沢を散策しながらいろんなことを話し合った。
そのひとつがセミナーでも話された「60点主義」
完璧を目指しすぎて改善が進まないくらいなら、スピードを大切にして少しの改善を繰り返してゆくほうが結果は良くなる
鈴木大拙館を案内しながら一緒だと思った。
金沢出身の大拙は日本の禅文化を英訳することで海外に広く知らしめた人。
「禅」そのものには対して鈴木大拙以上の研究者は多数おられるだろうし、実際評価しない人も少なからずいるとも聞いたことがある。
でも、英訳した先駆者であることは間違えなく
間接的だがスティーブ・ジョブスが「禅」に関心を持ったのも英語で触れたからだと思う。
どこまでやってもキリがない「禅」の研究を深めることも大切だが、
90点なんか80点なのかわからないが、その時点の理解で英語で発信した影響は計り知れないものがあると思った。
私のオンラインセミナーも見切り発車のところもあったが、
走りながらの改善ややってみたことによる気づきが面白い。
完璧性や安全が要求される業務はさておき、60点主義はなかなか深いものがあると感じます。
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