コラム

創業者と後継者

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生みの苦しみ、育ての苦しみ

どちらが大事とは言えないと思う。

古代中国の教えに、『水を飲む人は井戸をほった人を忘れない』があると聞きます。

井戸を掘る苦労を重ねた創業者、掘った経験の無い二代目、三代目。

企業における井戸とは利益の根源であるお客様であり、掘るとは最初のお客を見つけ出し、気に入ってもらえた事でしょう。

井戸の水を当たり前のように飲む社員や後継者は、水を掘り当てるまでの創業者の不安、孤独感を知りません。

給料をもらい続けながらの新規事業、新規顧客開拓とは根本から異なり、岩盤と格闘する姿をみて嘲笑う人もいたでしょう。

創業者への感謝の心を持ち続けたいですね。

水辺に集まる渡り鳥。

リーダー役の一羽が飛び立つや、一斉に後に続いて舞ってゆく。

集団が水平飛行に移った後に先頭をリードするのは、別の鳥。

風を読み、飛び立つタイミングを決める最初の鳥と、飛び始めた集団を迷わすことなく次のポイントに向けて飛ぶ鳥。それぞれが別の役目を担っており、両方を併せ持つ鳥はいないのでしょうか。

飛び立った後の予期せぬ気象現象や環境変化に対する不安と孤独感。

後継者の苦労を認めてあげたいですね。

前に進もうとする後継者と先代、それぞれにお互いを尊重しあえるといいですね。

目指す山が同じなら視線も体も同じ方位を向くのに、未来を見ずにお互いに向き合うから、欠点ばかりが目につくのでは無いでしょうか?

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