極度の近視でまともに文字が読めなかったロダン
そのことは後になって判明するが、当然のごとく学校の成績はさっぱり。
できない、やろうとしない勉強を無理やらせても仕方がない。
絵を描くことは好きだとの理由で美術系の学校へ通うことになる。
その後、上の美術学校を目指すも何度も落第し、
彫刻職人として修行を始めることになる。
ベテラン職人の一言で才能を一気に開花させることになった。
「お前が作るものがウソっぽのは、物の観察の仕方が悪いからだ。
いいか、どんなものを見るときでも、奥行きを感じながら見るんだ。
なぜなら、どんなものにも容積がある。
厚みがあるんだ。
表面というのはその厚みの端、尽きたところなのだ。」
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