有限会社矢内石油:矢内哲専務の事例発表。
特に今の姿を思い描いて改革してきたわけでない。
ラッキーにも結果的にこうなっただけと、謙遜された発表でしたが、大切にしてきたのは社員の幸せ、社員がイキイキと働ける環境を作ること。
ガソリンスタンドでは車内清掃を「ついでにやっておいて!」と気楽に言われるが、感謝されることはない。
「ついで」と言われても、とても「ついで」で出来る仕事ではない。
カーコーティングやりたいと言い出すスタッフがいた。
いいよと研修に出した。
車をピカピカにしたらお客様にメッチャ喜ばれて感謝された。
嬉しくなってもっと技術を高めようとする。
その楽しく仕事する姿をみていた同僚が自分もやりたいと言い出した。
シオヤマが思うに昭和の時代はとにかくやることを増やしてゆく。詰め込まれた仕事をいかに効率的に回すかが課題だったように感じます。(価格競争の世界)
矢内さん曰く、今の若い子は増やしても疲れる。
その仕事の必要性が納得できないと心の底からの賛同は得られない。
むしろ、この作業やめようか!
今となれば、あんまり意味ないよね!
そうやってやめることを増やして、余裕を持たせた方が巻き込むことができる。
TOCでいうところの「投入制限」することで、自社の強みを発揮できない仕事を入れない、入らないようにする。
・自動洗車機捨てる。(あるからお客がくる)
・リフォームのチラシに1万円作業を載せない(書いてあるから問い合わせがくる)
一般的なマネジメントセミナーでは、
ピラミッドの底辺を広げれば頂点部分も広がるような話がある。
それは規模の大きな会社が採用できる「強者の戦略」ですね。
小さな企業が「質」を上げてゆくことで、社員もお客様もハッピーになってゆく。
地域よし未来もよくなる【三方よし経営】
第4回:Wincleオンラインセミナー動画
【捨てる決断、あきらめる勇気】
講話者:有限会社矢内石油:矢内哲専務
①講話編: 約47分
②質疑応答編:約63分
税込み1,800円(動画2本セット)で販売致します。
コメント