どうも石川(もしくは北陸)だけのようですが、法事の引き出物として使うのが「おこわ」
炊き上げた餅米に煮た黒豆を混ぜたものです。
子供の頃にはよく食べさせられたものです。
今回、自分が主催者として使うにあたって、当初用意したリストから飛んでいたが、法要用の弁当にセットとして付いていたことで思い出した。
同じように引き出物に使った饅頭は実家近所の和菓子屋さんにお願いした。
後になって気が付いた。
そういえば、従来「おこわ」を作るのは和菓子屋さんだった。
ビジネス的に考えるとこれは怖い話である。
従来、役目を担っていた業界(この例なら和菓子屋)が、他業界(お弁当や)に仕事を奪われている。
お客が必要とするシーン、機会に合わせてセットで取り込むのは商売として上手いと思う一方、従来側もちゃんと伝えないと選択肢にも登らない。
私の年齢層でも危うくなっているから、これからの若い衆にとっては「えっつ、和菓子屋さんがそんな仕事してたの?」との流れになってゆくと思う。
張り紙でも良いから、法事・法要の際にはご相談を!
と、サンプル写真を貼って置くことから始めても良いと思う。
今日は経営コンサルタントの視点でお客の立場で振り返ってみました。
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