生きたお金の使い方

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新型コロナ禍で大打撃を受けている業種の1つが飲食店
テークアウトで落ち込みを挽回するのも現実は難しいし、予約で無ければ廃棄ロスとなる可能性もある。仮に売れても実際のところ利益は少ない。

まだまだ三密を避けたい心理も働くので店に行くのは憚れるが、なんとか応援したい気持ちを多くの人は持っていると思う。
従業員が多くいる会社ならば、毎日でなくとも昼食弁当としてまとまった数でオーダーするのもひとつかもしれないが、愛妻弁当の人もいたりする。

今日、訪問した会社の社長のアイディア
社会貢献もあり苦しんでいる店を応援したい。
と言ってダイレクトにお金を渡すのもちょっと違うと感じていた。

そこで閃いた。
飲食店組合にある条件をつけて寄付した。
組合に所属する飲食店に分配し、それぞれがオリジナル弁当をそのエリアの福祉施設や介護施設に無償提供する。
社員にとっても自分たちが稼いだ利益が地元の飲食店や施設の人を喜ばせることになる。

三方良しの考え方。
12年前、この社長から聞いた花屋の話。
夜の街のスナック、ラウンジなど華やかな店に店内で飾れる生花を持ってゆく。
「無償で置いてゆきますよ。但し、女の子らが帰宅する時、◯◯タクシーを使ってください。代金はそちらから頂けることになっていますから、如何ですか?」
タクシー会社は効果性の高い広告宣伝費と割り切れば、十分元がとれる。」

三方良しである。
私は、この話から社名を決めた。

ウィン、ウィン、ウィンのサイクルウィンクル
三方よし思想を広げようと、福祉施設から社長に贈られた色紙を見て改めて思った。



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