今日で子供をやめよう

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今月から連載が始まった「日経新聞:私の履歴書」は女優の岸恵子さん
横浜に住んでいた12歳の時に空襲される。
母の指示で公園に向かって逃げる途中、兵隊に見つかって防空壕に連れてゆかれる。母は防空壕と言わず公園と言ったとの思いを抱きながら、放り込まれた防空壕は子供や大人達でひしめきあっていた。土を掘ったままの暗い穴を見た瞬間、「ここにいたら死ぬ」と思った。

止める大人達を振り切って、地獄の中に飛び出し焼け焦げて熱くなった公園への道をバッタのように飛び跳ねながら走りきった。
結果的には公園で母と落ち合えて生き残れたが、後日防空壕にいた人は爆風と土砂崩れで死んでしまったことを知る。

飛び出した私だけが助かった。
「もう大人の言うことは聞かない。今日から子供をやめよう」
「子供の日」にアップしたが5月3日号から抜粋。

周りに流されず、自分の頭で考えて行動する大切さを改めて感じる。

この話で思い出したのが、2000年11月のオーストリア・ケーブルカー火災事故
トンネルを内を登るケーブルカーが後部車両火災が原因でトンネルの途中で停止。多くの人は燃え盛る後部車両に恐れをなし、トンネルの先に明かりが見える上を目指して逃げ始めた。
ところが乗客の一人(ドイツ人消防士)が 「そっちは危ない。下へ逃げろ!」と叫ぶが、後についてきたのは12名のみで上を目指した約150名は、14mほど登っただけで一酸化中毒で倒れ亡くなってしまった。
燃える炎の中を通り抜けないと下山できない一方、上の方向は見通しがよかったかもしれないが、煙というものはすざましいスピードであがる。

冷静に考えればわかりそうなものだが、パニックになった人間は判断力を失い目先のことで惑わされる。
新型コロナ禍でも冷静さを保とう。

今、気が付いたが生き残った12名と亡くなった150名の人数
昨日のブログ記事の「平方根の法則」が働いている。

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