2024.0927【第40回オンラインセミナー】終えました。

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【まずやる、やってから直す】

NASAから「参った!  m(_ _)m」
と言わしめた小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクターリーダー:川口淳一郎さんの出身地が弘前市
子供の頃から天邪鬼で、だれもやってないことをやるを信条とされている。

弘前市のりんご農家:大湯ファームの大湯 長・朋恵夫妻のお話から重なるものを感じました。

「とにかくやってみようよ!」

サラリーマン家庭で育た花嫁が夜汽車に乗った(1?)のかは不明だが、
旦那さんの実家、りんご農家で新婚生活が始まる。
子育て、介護、農業しながら勤めに出る日々
チョー忙しいだけで貯金ができない状態が続く。。

1998年、ネット販売に活路を見出して
とにかくやってみるが、うまくゆかない。
ECの勉強会仲間からの学びや助言をとにかく全部やる。
少しづつ良くなるが、決定打となった一言が
「勤めはやめた方がいい」

思い切って辞めたことで、ネット販売に集中できるようになり好転した。

■主婦目線の素朴な疑問
「食品スーパーには年中リンゴが並んでいるのに、農家さんが出荷する時期が限られているのは何故?」
そしてお客様の要望(皮ごと食べたい、なるべく農薬を使っていないリンゴを食べたい)に愚直に
寄り添ってゆく。

年間を通して美味しいリンゴを提供できるように
品種改良も含めて、様々な研究開発、創意工夫が始まる。
MG(マネジメントゲーム)研修で得た市場の違い、値付けの考え方を活かして儲かる農家へと変わってゆく。

■いいことばかりでなく、経営陣とスタッフ間には溝
全員がTOC(制約条件の理論)知識は身につけてはいたが、ギスギス感があった。

社内TOC研修を「やってみようよ!」
みんなでやったら風通しが良くなり、本音を言い合える関係になった。

■キントーンを使った情報共有
リンゴって、とってもナイーブで弱い木だそうです。
だからこそ、どの木がどんなことになっているかを共有することは大事
曖昧な連絡でなく明確に伝えあえるようになった。
また、その場、その時の(捨てていた)情報を残すことで、翌年の計画に活かせるようになった。

などなど

いずれも当たり前といえば当たり前の取り組みだが、
周りからは異端児、非国民よばわりされたこともあったり。。。
^^;

今は余裕が持てるようになり、
地域のりんご農家さんが良くなるように、長く続けられるに
機械設備と作業場を使ってもうらおうと新作業場を建設。
高齢になった農家さんヘルプにスタッフが応援にも回っている。

規模は小さくとも、志・夢はビックですね〜

日本中の農家さん、1次産業さんを勇気づけるセミナーでした。

動画視聴の準備が整いましたので、案内いたします。

【第40回オンラインセミナー】
■タイトル:【しんどい就農時代から新作業場を建築するに至るまで】
〜農家を変えていきたい、挑戦は続く〜
■ゲスト:合同会社未来のひかり(弘前市)
 大湯 長(おおゆ つかさ)&朋恵さん

ウィンクルオンライン・アーカイブサイトはこちらになります。
https://wincle.official.ec/

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