家族経営の「出光興産」

今月の日経新聞「私の履歴書」は元出光興産社長の天坊昭彦さん
新人で北九州が勤務地だった頃、店主(創業者:出光佐三)が郷土に帰ってくることが多い時期だったようで飲みながら話せる機会も度々あったらしい。

小説『海賊とよばれた男』では「絶対に上場しない」との創業者の思いがあった。それにも関わらずを株式上場や昭和シェルとの合併の裏事情が気になっていたが読み進むうちに納得した。上場しなければ倒産に陥るほど事業を広げすぎていた。
天坊さんが事業縮小と資金調達、再生事業計画を策定したことで、創業家より計画した人が最後まで責任持ってやれ。
そのコトバで社長を務めたとの話。

出光佐三は社員を家族扱いした経営で知られ、戦時中社員が戦地にいる時も家族には給料を支払っていた。また、戦後仕事がないときは農業でも、ラジオの修理でもなんでもできることをみんなで知恵を出しながら乗り切ったとの逸話もある。「私の履歴書」によると、2003年釧路沖大地震による苫小牧製油所大火災事故で全社員の1/4にあたるのべ1,500人が現地入りしたそうで結束の固さをうかがえた。

話はずれるが今朝のニュース。
青森の農家が海外からの農業実習生(日本全体で1,700人とのこと)が帰国しており、人手不足を補うために地元のホテルに手伝いを依頼。仕事が減っていたホテルスタッフにとってもありがたい話との報道があった。

出光佐三なら、この時期どのように乗り切るだろうか?
そのように考えてみると勇気が湧いてくる。
当の出光は原油安の影響で株価も急落したようだが、どのように乗り切るか注目してゆきたいと思った。

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