【「貞観政要」に学ぶ、上に立つ者の心得】矢沢永一、渡辺昇一(共著:対談)

読まなかった信長と秀吉は短命に終わり、読んだ足利、家康や北条政子は繁栄を築いた。

・地方のことは地方官に委ねなければならない。
重要な職務は任せることが大切、一方で定期的に上京させて報告を聞く。その時に安らかに眠れるように宿舎を建築。その建築を自ら検分した。
(地方官には十分な報酬を与えていたようです、そうでないと賄賂が横行する)

・天災が起きるのは君主に徳が足りないから。

・属国になりたいとの申し出を「警備が大変だから」との理由で断った太宗の英断。領土が広まっても、人民を損させることになる。

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この考え方は経営にも通じますね。
売上拡大、事業規模の拡大を狙ってM&Aしても面倒見切れなければマイナスの要素になるばかりか、その点がキッカケになって全体が滅びかねない。

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