「道は開ける」デール・カーネギー(著)

「第2章:悩みを解決するための魔術的公式」より

ウィリアム・H・キャリア氏が30年以上用いた不安解消法
3つの段階から成り立っている。

1.状況を大胆率直に分析し、その失敗の結果生じる最悪の事態を予測すること
2.やむをえない場合には予測した事態に従う覚悟をすること
3.これを転機として、最悪の事態を少しでも好転させられるように冷静に自分の時間とエネルギーを集中させること。

新型コロナ感染対策にも応用できると思います。
ウィルスと接触する覚悟を持つこと、そして仮に感染した場合でもウィルスに負けない体力と精神力を保っておくこと。

「気」が一番大切なのでエネルギーを集中させておくこと。
試験が終わった瞬間、風邪を引いた経験は無いだろうか?
過度なストレスにならないような、適度な緊張感も健康維持には大切ですね。

従業員を抱える経営者であれば、事業縮小することで全員スタッフの雇用を守れなくなるかもしれない。
その場合の最悪の事態とは?

世の中が変化することで縮小される仕事がある一方で必ず求められる仕事が出てくる。何故なら人が人である以上、常に不便や不満やニーズがあるから。
自分たちでそのニーズを満たす取り組みをすることもひとつだし、退職したスタッフが新しい職場で働くことで自分でも気がつかなかった才能を発揮するかもしれない。
(自分の経験では関わった部下が退職するのは辛いことであるが、幸せに生きていることを後年知ると嬉しいものである。)

今の状態を保てないことが不安の中身であるならば、自問してみよう。
そこには思い込みや、他人の目、人からの評価など冷静に考えればつまらないことが多く無いだろうか?
エネルギーを集中させて変化することを楽しもう。

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