「お金は歴史で儲けなさい」加谷珪一(著)

タイトルがなんともエゲツナイ本であるが、100年前のスペイン風邪の頃の経済状況が書かれていると何故か信じて最後まで読んだところ、1行すら無かった。
ガーン。(T_T)

スペイン風邪に関するネット記事のライタープロフィールに書籍が紹介されていたので思い込んでしまった。^^;

ただ、内容は世界経済の捉え方を中学生でも理解できるように説明してあり分かり易かった。2014年に書かれているので若干のズレはあるものの、アメリカ経済の強さが理解できる。

今後の経済を見通す意味で興味深いのは「コンドラチェフ・サイクル」と「英国株価」との関係
現在から遡ってこのサイクルを見ると太平洋戦争頃と100年前のスペイン風邪当時が底。直近ではリーマンショックが底と思えるグラフを描いている。
(新型コロナによってさらに低迷するのは確実と思われます。)

しかしながら、1750年からの周期グラフを眺めても「底」の期間が横に伸びる(数年続く)ことはなくV字で回復しています。
そう捉えると少なくとも英国株は必ず伸びてゆくことになります。

コロナウィルスの影響は2年は続くと思われますが、その後は社会構造が変化して良くなってゆくと思います。
歴史を信じましょう。

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